過ぎたるは猶及ばざるがごとし

アッカ
@zuboranaAKKA

高永夏 36歳


今日は久々に早く帰宅出来たのでオレが夕飯を作る事にした。12歳になるオレの一人娘が昨晩漬物だけを出すストライキを起こしやがったせいもあるが、たまに作らないと料理のやり方を忘れるからな。


娘がテーブルセッティングを終えたテーブルにスンドゥブ入りの土鍋を置き椅子に座る。食事の挨拶を済ませるとスプーンを手に持ち娘を見た。娘は俯き両手を膝に置いたままで微動だにしない。食事の挨拶も小声だしふざけるなよ。

「いい加減にしろ」

オレの叱責に反応し娘の肩がピクリと動いた。暫く食べながら様子を見ていると瞳に段々涙が溜まっていく。

「アッパ(パパ)が悪いんだもん・・・・」

「知らん」

「アッパのせいで私に彼氏が出来ないんだあああっっ!!」

娘は食器を横にずらしてテーブルにつっぷするとわんわん泣き出した。

お前はまだ12歳だ!絶対に男は作らせないぞ!


姿はオレに似たが性格は別れた魔女似なのか、娘は生来惚れっぽい。秀英に惚れた時にはイラつくも安全なので斜に構えて見ていたが、オレの知らない小僧に夢中になられた日には相手には目にものを見せてやった。


娘が最近また熱っぽい目を見せるようになった。どうやらまた好きな男が出来たな。しかし今回は早々に振られたようだ。誰だ!オレの娘を振りやがったのはあ!


「何だと!あの進藤ヒカルの息子だと!」


オレが使う諜報員の報告によると、進藤にくっついてこっちに来た進藤にクローンのようにそっくりな息子に娘は一目惚れをし、再度現れた時にすかさず告白して速攻で玉砕したと。くっ!許さん!!進藤に連絡を取り息子を出させた。


「あんたが超めんどくせえもん、ぜってえヤダ!」


こいつ目上の人間に向かって!!

「あーあー、永夏?オレだ」

「進藤か!お前子どもの躾はどうなっているんだ!何だあの口の聞き方は!」

「悪いなオレも手を焼いているんだ、それよりも永夏お前」

「何だ」

「娘ラブは程々にしておけ!」


余計なお世話だ!


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