ちょっとだけ遠距離

東堂さんは

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そんな周りから見たら馬鹿に思えるような作戦だけど、私には他の子より違う決定的な強みだと思う。


試合が終わり、表彰台に登っていた東堂さんは他の選手より少し遅くテントに戻る。

周りの人が少ないこの瞬間に私はすぐさま東堂さんに駆け寄った。

「東堂さん!!お疲れ様です。私ずっと東堂さんのファンで…でもファン以上の関係になりたいって考えています!!

まずはお友達として連絡先の交換をしていただけないですか!!?」

いつもの自分からは考えられないような大きな声で、とても自分勝手なことを叫んだ。

「ワッハッハ!!

君は、総北高校のようだがわざわざ箱根の応援してくれるとはとても面白い子だな。そこは感謝するぞ!!

だがな、気持ちは嬉しいが俺はみんなの東堂であるから、他の子達の声援にも答えなくちゃならんのだ。

だが、これからもファンクラブとして応援よろしく頼むぞ。」


「そ、そうですよね。すみません、すごい大声で変な事言っちゃって……

でもお返事ありがとうございました。また、一ファンとして応援来ます!!」


「ありがとうな、総北高校の女子よ!!

また山神を見に来てくれ。」


東堂さんはいつも言うてるのか慣れたような丁寧な返事をして、最後に私だけに指さすヤツをやってくれた。

これが最初で最後の私だけの特別な東堂さんになるんだろう。


……馬鹿みたいだ。 芸能人よりも会いやすくて、もしかしたら付き合えるかもしれないなんていう浅はかな理由だった。

でも私はいつからか東堂さんのことが本気で好きだったんだろう。

涙がポロポロと出てくる。





「あれ?総北高校の女子?」