文豪魔導師☆燈莉の幻想録④

哉汰(かなた)
@shiokanaria_08

第4章 あとがき next episode

【現在】-----名古屋/サンシャイン栄

次の日、燈莉達は寄宿舎にある名古屋から電車で10分にある栄区に着いた。すると、千紗はテンション上がっていた。

「わぁ~。ここが栄ですか!服屋さんがありますねっ!どれにしようかなぁ~。」

近藤は言った。

「少尉のテンションが上がってる…。」

「あ~。千紗はこういう系統の服が好きでね。気になるものがあったら試着してすぐに買ってるからさっ。私と同じでこういう緑や青のナチュラル系の服が好きなんだよ。あいつは。」

「そうなんですか…。」

近藤は燈莉に言わなきゃいけないことを言った。

「そういえば、少佐殿にご報告しようと思いまして。私、近藤は…来月に昇格試験を受けることにしました!」

「まさか、君が…!?昇格試験に…!?それで、希望は?」

「はい、自分は上級魔導師の大尉、または文豪魔導を希望しています。総監と参謀本部には報告済みです。」

「なるほどね。私は三条に言われたんだけどさ…。もう、そろそろ昇進してもいい頃だて言われちゃってさ~。…それで近藤は誰を希望してるの?異能力者をもつ文豪っ!」

「う~ん。戦闘に向いている人が良いかなぁ~。とまぁ、総監には言ってありますけどね。」

近藤は燈莉に気になることを言ってみた。

「少佐殿て文豪たちを操れるんですよね…やっぱり慣れ…ですか…?」

「まぁ、慣れだよね~。でも、ちゃんと文豪たちはそれなりに訓練してるから宿主の指示しか動かないからね。中尉なら大丈夫!すぐにできるさっ!それより、昇格試験の課題!出てるんでしょ?私で良かったら、コツを教えるけど…!」

「本当ですか!ありがとうございます!…そういえば月神兄弟…でしたっけ?あの二人は見かけないですね…」

燈莉は言った。

「あ~。2人なら先に京都へ帰ったよ。本部で何かあったら困るから~って」

「そうですか。」


【現在】-----京都/本部総監室

一方、総監室では事件が治まったので参謀本部と一緒に酒を飲んでいた。すると、城崎参謀次長が言った。

「そういえば来月に魔導師昇格試験だな。今回の受験者は前回より増加しているて聞いたけど…。」

続けて、伊藤参謀部長が言った。

「そのうちの一人が文豪魔導を希望しているそうで。なんていう名前でしたっけ…。参謀次長」

「伊藤君よ。彼は近藤清太郎中尉だ。」

「そう、彼です。中級から一気に上級へ行くんですね。…次長。そういえば情報部から稲荷准将参謀次長の情報の手がかり見つかったそうです。」

「それをもっと早く言わないか!で、その情報とは…。」

「彼、京都市内に居るとの情報が入りました。すぐに捜索しましょう。」

「そうだな。総監。許可を。」

三条は言った。

「大丈夫だ。試験の事はこっちで何とかする…。」

「「ありがとうございます!!!すぐに作戦会議をします!」」

「待ちなさい。」

三条に足止めされた2人。すると…

「3兄弟が帰ってきてからにしなさい。彼らも参謀本部の一員だろうが。」

「わかりました。」

2人は総監室から退室した。すると裾野は言った。

「稲荷准将閣下が京都市内にいると…。よくここまで見つけられましたね…。」

「あぁ…。」


【現在】------京都/京都タワー

京都タワーのてっぺんに座っている、狐のお面の被った青年が居る。彼は稲荷。本名は明堂院稲荷。彼は明堂院家の家長で燈莉・遙・幸宗の実の親。燈莉にとっては先生であり監視役でもある。6年前に月神神社にて或斗と奏音を助けたことがきっかけで共に行動することが多くなり、2人の主になった。そんな稲荷が燈莉が部隊を入隊して1年、月神兄弟を置いて突然消えていた。現在燈莉の監視役は月神兄弟になっている。

そんな彼は今、京都タワーのてっぺんに座っているのであった。すると稲荷は独り言を言っていた。

「ようやく…帰ってきた。長い長い旅だった。あの子たちは元気にしてるのかな…燈莉、三条に迷惑をかけてないか…。ま、迷惑をかけたのが自分だけどな…。さてと、戻ろうかな…。本部へ…。」

稲荷は闇に包まれていた。今から2か月後、燈莉と再開するが最悪な結果になるというのをまだ知らない。

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