キスマーク

ああっ!!ヒロくん、これ...



赤面した顔で向けられた先は首元の痣。




……気づいてしまったんだね。




ここまでの痣、隠すの大変なのに...




涙目になりながらこちらに向ける目線が愛おしいと思いながらも返す言葉はどうしても逆撫でしたくなり。




でも、嫌がって無かったよね?




うっ...はい...。




俺も気づいた時はやりすぎたなと少し反省した。



しかし...



***




名前を呼びながら背中に腕を回す君。


唇を求めてくる君。




普段なら迷いもなく応じるはずなのに。


どうも今日は支配欲が勝っていたらしい。




背中に回していた腕を解きながら


唇の応えにも応じることも無く




ただ無心に片手で君の両腕を頭の上で押さえつけていた。





狼狽えながらも押し寄せてくる快感に耐えきれず


蕩けそうになっている君の表情を見てしまったら




...衝動的に首筋を噛みたくなってしまったんだ。




***




ああっ!明日は朝イチ会議なの知ってて...?


ヒロくん...やっぱりずるい...ひどい...





...覚えてなかった、訳じゃない。




それでも抑えられない衝動を狩り立たせたのは



きっと、君のせい。

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