文豪魔導師☆燈莉の幻想録 ①

哉汰kanata@今日の夜に垢消します
@shiokanaria_08

第1章 横浜編 あとがき

【現在】-----横浜にて


別荘に戻った燈莉は、三条に近況報告をした。来週には京都に戻るように言われた。それまで横浜を満喫してこいとのことだった。京都に戻ったら、千里のお墓参りでもすると決めていた。

肝心の雨宮閣下は魔導本部警察庁にて取り調べをし終え牢屋へ入れられた。が、次の日遺体で見つかったのだ。死因は青酸カリを飲んだことによる毒殺。自殺を図ったとみられている。

彼のいない関東支部では、新しい支部長に任命された。名前は長槻彩華ながつきあやか。彼女は、文豪魔導部隊本部長槻班の班長で階級は中将。氷のような鋭い目つきで部下を厳しく指導していた。つまり怖い。燈莉曰く「見た目は、怖いけど可愛いもの好き」とのことだ。三条に忠誠を誓っているため逆らったら許さないため、裏切られた者は容赦なく切り捨てるとのことだ。当分関東にはいかないほうがましだ。彼女が不在の時、変わりに袴田准将が班長になるというわけだ。

一方、燈莉は遙と一緒にお墓参りをした。その後、遙と別れ千紗と横浜市内を観光していた。せっかくの休みということで三条からのご褒美だ。

「そういえば、雨宮閣下は自殺を図ったらしいですね。」

「あいつが出した答えだから、気にすることないよ」

「そうですね…」

「あっ!そうだ!千紗!出発する前日に私の別荘で泊まっていかない?いちいち東京に戻っていくのめんどくさいし。別荘には、お手伝いさんと遥兄しかいないからさ!聞いてみるよ!」

「ほんとですか!ありがとうございます!じゃあ、その日連絡しますので荷物持っていきますね。でも、本当にいいんですか?」

「大丈夫だよ!部屋広いし!前にお手伝いさんが千紗のことを話したらさ、会ってみたいて言っていたし!」

「じゃあ、お願いします!!少佐!!」


【現在】-----京都/病院

一方、眠ったままだった次男幸宗が目を覚ました為、入院病棟に戻っていた。

「兄さん、燈莉。今頃元気にしてるかな…」

そう言っていた幸宗は、病室から入ってきた。三条と裾野秘書だった。

「連絡来たから病室へ入ったのだが、随分やせたな…」

「総監!お久しぶりです!!!それと、ご心配おかけしてすみません…」

「いや、気にすることないさ。それより体調はどうかね。」

「徐々に回復はしています。医師から来週には退院できるとのことでした。えと…二人は今…」

「燈莉と遥が例の事件で横浜に向かっているよ。2人とも頑張っていたよ。特に燈莉。あいつは稲荷とよく似ている。遥が負傷して身動きが取れなかったが一人で闘っていたよ」

「そうでしたか…燈莉は負けず嫌いなんですよ。途中で終わるのが納得いかなくて最後まで粘り強いところが妹なんです。あいつは母親とよく似ていますよ。」


【現在】-----------横浜駅

1週間後、燈莉・遥・千紗は横浜から京都へ出発の日がきた。

「2か月間という短い間だったけど、楽しかった!ありがとう!」

「いえいえ!遥さんと燈莉さんと再会できてうれしかったです!また、遊びに来てくださいね!勿論、千紗ちゃんも!」

「昨日は、ありがとうございました!ご飯、美味しかったです!また、遊びに行きますね」

「それじゃあ、またね!」

「幸宗さんによろしくって伝えてね」

「はーい!」


3人は、京都へ出発した。


ーーーーーーーーー新章へ続く!!!!!!!!!!!!

第2章へ続く!

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