飼い猫に異世界転移させられて骸骨になった話。

[どくろん]~<[ジャパリパークの骸骨]
@DOKURON021524

#1 YOU IN THE WORLD

 ───日本のどこか。

締切間近の原稿と格闘していた俺に飼い猫が餌をくれと言わんばかりに鳴き喚く。

しかも今日やけにうるさい。

我儘な黒猫だと俺はキャットフードに手を伸ばす。

いつでもあげれるように足元に置いていた。

甘やかし過ぎだな……とも思いつつ、猫に餌をやろうと、餌を載せた皿を差し出す。

……が、飼い猫──サミーは餌に興味を示さなかった。

心の中で舌打ちをしつつ、俺は餌を元に戻す。


《我が主! 我が主!》


唐突に凄みのある女声が聞こえた。

だが周りに女は疎か、俺以外の人はいない。

当たり前だ。

俺は一人暮らしなのだから。

だがその声は訴え続けていた。

まるで俺を呼ぶかのように……。

主と言うと、主従関係で呼び合う関係だ。

で、そのような関係となると思い当たるのは……いやまさかな……。

と思うのも束の間、俺は問いかけに応じる。

声の主であろう飼い猫『サミー』に。


「お前か?俺を呼んだのは?」


恐る恐る聞いてみる。


《おおっ!やっと届いた!五年待った甲斐があった!》


有り得ない。

そのことしか思えなかった。

直接声で喋るならまだしも──いやこれも有り得ないが──テレパシーのようなもので問い掛けてきたのだ。


《あ、驚いておるな? フフン。 喋るはずのない猫が喋ってるのに驚いておるな? 》


ドヤった様な口調が少しうざく感じたのでサミーの頭をぺしっと引っぱたいた。


《痛っ! ぬぅ! 折角五年間の恩を返そうと話し掛けたのに何という!》


は?恩?

飼い猫は人間に飼われて当たり前だろうが。

俺はふとそう思った。


「おい、サミー。恩とは言うが飼い猫はそのまま気ままに過ごしてりゃあ良いんだよ。 変に気を使うんじゃねぇよ」


《ぐぬぬ……では『猫』でなければ良いのだな?》


『猫』でなければ……?ま、まさか目の前にネコミミ美少女でも現れるっていうんじゃ──俺がそう思考した途端、サミーは黒霧に包まれ、人の姿へと変えた。


「フフッ……この姿は何年ぶりかのぉ……『魔神 バステト』それが我の真名じゃ……主」


……理解が追いつかなかった。

目の前でナイスバディのネコミミの少女が顕現した。

しかも『魔神』。

黒髪セミロングで、今どきの服装に合わせたのか、おしゃれなアパレルショップで働いてそうな服装だ。服の種類なんて知らん。

今までこんなおっかないものの世話をしていたのかと思うと、穴という穴から体液が溢れ出るのではないかと、そんな感覚に襲われた。

いや、漏らしてないけど。


「ば、バステト……? あのエジプト神話の?」


「うむ! 我がそのバステトじゃ!」


バステト。

それは愛猫神と呼ばれ、人々を守護していた女神。

黒豹が二足歩行をしているような姿と伝わっている。

今は見た目こそ違うが神の力さえあれば姿なんていくらでも変えられるのだろう。

それが今、俺の目の前にいる。

そして俺を「主」と呼ぶ。


「つか何でこんな所に……?」


そう、何故神が俺の目の前にいるのか。

それがわからなかった。


「それがの、此処とは別の世界で我は存在しててな……まぁ、色々あって逃れてきたのじゃ……」


とんでもないことをさらっと言ったなこの方……異世界? 魔神?ファンタジーの中の話だろそれ……


「で、我が主にしたいのは我が住んでいた世界へ物見遊山へ行こうというものじゃ。 どうじゃ?」


ん?んん?

この方俺を異世界へ連れ去るんですか?


「旅行に行きたいのは山々なんだけど……生憎原稿の締切が迫ってるし……」


と、俺は原稿──描き途中のデジタルコミックに目をやる。

俺の妄想世界を自己満で描いた作品だ。

今回のイベントで出すつもりで、これを外すことは出来ない。


「それならば問題ない。戻ってきてもこの時間に戻ってくるからの、主の問題は解決じゃ」


なら大丈夫か……なんか不安だなぁ……。


「あ、そうじゃ。 一人好きな者を連れてくると良い 」


「危ない場所じゃないよな?」


俺は一番不安だった要素を聞いてみた。

向こうに行った途端即死とか御免だからな。


「問題ないはずじゃ。 この世界にはいない『魔物』はいるが、今回は街とかそのぐらいじゃしな」


なら安心か。

そう思った俺は密かに想いを寄せる幼馴染に電話をかけた。


『もしもし? 悠?どうしたの?』


「ああ、奈々子? 今暇?」


幼馴染の奈々子が電話に出た。

愛おしい声が聞けて少し気持ちが昂る。

聞き慣れたはずなのにいつも聞いていないと不安になってしまう。

いや、慣れたからこそ不安になるのだろうか。


『うん。 そっち行けばいい?』


「あぁ、頼むよ」


暫く待つと奈々子が合鍵を使って上がって来る音が聞こえた。


「ふふっ……ただい──誰?」


「おお!菜々子ではないか! 」


週何回か会って、奈々子に懐いていたバステトとは裏腹に何故か奈々子の目が怖い。

というか何故ただいまって言いかけたし。

勇気を振り絞って、俺は今までのことを話した。


「ふぅん? それで奈々子を呼んだの? まぁ、最近退屈だったしいいけど」


「なんかごめん……」


なんで不機嫌なんだよっ!勘弁してくれ……。


「では……旅行のお供をさせて頂けますか? バステト様?」


「うむ!構わぬぞ!」


旅行となると荷物を準備しないと……そう思って立ち上がると、

バステトが俺を呼び止めた。


「む? どうかしたのか?」


「あ、いや、荷物をだな」


「荷物は持って行けぬぞ」


えっ、じゃあ、どうすればいいのさ。

着替えとか色々必要じゃないか。

色々聞いてみるとどうやら力が荷物を持ち込むには足りないらしい。

もし足りたとしても、向こうの世界では持っているものを珍しがられて目をつけられる可能性があるのだそうな。

まぁ、確かにそうだ。

旅行は安全第一で行きたい。

バステトは既に準備は整っているらしく、後は詠唱をするだけらしい。

俺達も準備するものは無いので、送ってもらうことにした。


「では行くぞ……」


何やらブツブツ唱え始めた。

数秒たって魔法陣らしきものが光り輝きながら出現する。

俺と奈々子は感嘆の声を上げ、魔法陣に魅入った。

そして、視界が真っ白になる。




◆◆◆




 真っ白だった視界が段々と無くなり、荒地……いや、廃村だ。

所々火事になってるのを見ると、ついさっきまで何かがあったのか……?辺り一帯は静まり返っている。


「ど、どういう事じゃ……?」


一番驚いているのはバステトだった。

どうやら思っていた状況と違っていたようで、焦っている。


「これは何が起こってるんですか? バステト様……」


「分からぬ……我を一番信仰してくれていた村だったのじゃが……」


バステトは奈々子の方に振り向くと、俺を二度見して驚きの声をあげた。


「ん? どうかしたのか?」


奈々子もつられて俺を見て驚いていた。

何かついてるのかと、体を確認した……

ん?んん?

ほ、骨? 綺麗に骨しかないんだけどっ!?


「えっ!?何これどうなってんのっ!?」


「主……恐らく、肉体構築に我の力が足りなかったのかと思われる……」


「あれ? 待ってこれこの姿じゃ帰れなくね?」


そうだ……この姿じゃ帰っても人間の俺として扱われない。

化け物が出たと言われたり拘束されたりと、よくない事しかないだろう。


「バステト様、どうにかなりませんか?」


「すまぬ……今現在そこまで力が回復しておらん……それにその術は全快してもやっと足りるか否かと言うほどの難解な術なのじゃ……」


ふむ……魔神様でもキツイのか……


「じゃが、この状況で何が起きるかわからぬ。 主達には『名付け』を行い、力を授けよう」


名付け? もう既に名前はあるのだが……そう思った矢先、バステトが俺に名付けを始めた。


「主……主はこれから『レオハルト・バースト』と名乗るが良い!」


名付けが行われた途端、俺の体を黒と白の靄のようなものが包み込み、変化が始まった……




◆◆◆




 靄が晴れ、俺の姿が露わになる。 

五感が冴え渡り、何かの力が湧いてくるのを感じた。

ローブをまとい、骨格が少し頑丈そうな見た目になった。

手に何かを持っているのを感じた。

………鎌?大鎌か……俺の見た目に似合った武器だな。

だがしかし、この鎌の柄の部分……ペンタブのペンじゃね?

まさかペンのようなことができるとか?

地面にスライムの絵を描こうと地面にペン先を突き刺した途端、スライムが出現した。


「おぉッ! こんなことできるのか……」


俺が鎌の性能に驚いていると、バステトは奈々子にも名付けを始めた。


「奈々子……お主は『ヘレナ・バースト』と名乗るが良い!」


「ちょっちょちょちょっ!!! なんで苗字一緒なんだ!?」


バステトはとぼけたような顔をして口笛を吹いていた。


「奈々子──いえ、『ヘレナ・バースト』、この名をありがたく頂戴いたします」


奈々子──いや、ヘレナは恭しく礼をする。

お前はそれでいいのか………そう思ったのを察したのか、


「レオ、ヘレナは別に同じ苗字でも平気だよ?」


「ふ、夫婦とか兄妹とかと思われたら嫌じゃないのか?」


俺の問いかけにヘレナは一瞬黙ると、


「別に夫婦と思われても気にしないかなぁ……」


あ、そうですか……。

まぁ、気にしないならいいか。

そう言えば、ヘレナに変化が見えない。

茶髪のボブミディアムヘアーに割と大きめの胸。

冬物のセーターとジーパンと、進化したようには……。

いや、変化している。

意識を向けた途端、ヘレナの情報が映し出されたのだ。

ステータスパラメーターや経歴……。

サイボーグになった気分だ。


《ステータス確認。 ヘレナ・バースト、能力は『召喚者』です》


召喚かぁ……

あ、ちなみに俺は……?


《ステータス確認。 レオハルト・バースト、能力は『発想者』です》


ん?

いまいちぱっとしないなぁ……なんだろう。

まぁ、そのうち分かるか。

てかお前誰だよ。


《申し遅れました。 私、貴方の魂に存在する智能核の『アクシィ』と申します》


若干機械的とも思える音声が頭に響く。

あまりの進化ぶりに引きながら俺はバステトに尋ねる。


「なぁ、バステト。 俺等を進化させてどうすんだ?」


「なに、簡単じゃ。 何でこうなったのかを突き止めて解決するんじゃ! 此処の者の為にも」


……どこか簡単じゃ!

些細なことならまだしも村全滅の事件ってとんでもなくやばいと思うんだけどっ!?

と、そんな事を言っては恐らく奈々子──じゃなくてヘレナに怒られそうなのでやめておく。


「まぁ、だいぶ時間が経ってしまったわけじゃが、調査でもしようかの」


今更なんだよなぁ……。

もう既に火事は自然鎮火し、静けさだけが残る。

軽く見渡してみるが特にこれといったものは見当たらない。

家屋も覗いてみるが、死体らしきものは見当たらなかった。


「死体が見当たらぬのう……先に避難したのかのう…」


バステトはそう呟くと何かを思い出したように声を上げた。


「そうじゃ! この近くに洞窟があったはずじゃ!」


成程、襲われる前に村を捨ててその洞窟に避難したと考えても何ら違和感はない。

俺達はバステトの案内で洞窟へと向かった……。




◆◆◆




 そろそろ到着まで差し掛かった俺達は金属がぶつかり合う音や悲鳴が聞こえてきた。

バステトの読みが当たり、俺たちは足を早めて救出に向かう。

村人を襲っていたのはオークの群れか?

創作物でよく見かける豚頭の獣人だ。

一応理性はあるものの、あまり知的ではない種族だったはずだ。

俺が敵を解析していると、バステトが猫のような俊敏さで村人を襲っていたオークの後頭部を膝蹴で昏倒させる。

俺は戦い方がよくわからないし、死にたくもなかったたので、奈々──ヘレナを草むらに隠して庇うように鎌をそれっぽく構える。

逃げ腰なんて格好悪いし、ヘレナにはそんな姿は見せられない。

元いた世界ではトレーニングなんて碌にしたことないし、運動すらしてないから逃げることすらできないだろう。

だから気配を押し殺してヘレナの壁になることに専念した。

バステトさんが全滅させてくれるのを待とうとしたが──甘かった。

オークの一人が俺に気づいてしまった。

くそっ……俺じゃ相手にすらならねぇ……。

本能が逃げろと警告を鳴らす。

だが無理だ。

俺はヘレナを見捨ててなんて行けない。

装飾品がやたらと豪華のをみると……まさかオークのリーダーか?

そう思うのも束の間、オークが俺に歩み寄りながら呟く。


「ほう……スケルトンが人間を庇うか……ならば死ね」


え、ちょ、理不尽じゃない?

てかスケルトンじゃねぇし!人間だし!

オークが斧を振り下ろしたのを見てとっさに鎌の柄で防ぎ、受け流す。

重い一撃だった。

そんなものを何回も防いでいては体が耐えれない。

 だから俺はがむしゃらに鎌を振り、近づけないように振り回した。

鎌の柄に斧を弾いた衝撃がきた途端、それは起きた。


「ヌッ!? オレの斧がっ!」


オークの斧が消えた。

へっ?なんかしたのか?

ヘレナは草むらでビクついてるし、バステトは戦闘に夢中だ。

……思い当たる節が……いや、当たった鎌か?

思い返してみるとペンの形をした柄の消しゴム機能があるところに斧が当たった気がする……となると、そこには触れたものを消去する効果が?

ただの推測でしかないが、これが的を得ていたらとんでもない鎌だ。

俺は心の中でニヤリとした。

殺すという行為は非常に嫌だししたくなかったが……俺はオークに飛びかかった。

素人丸出しの戦い方で躱されまくるが、俺は諦めなかった。

やがて、刃がかすり、『消しゴム』が直撃。

ドゥッという音っと共にオークの姿が掻き消えた。


「や、やった……!」


倒したのは一体だけだが、俺は初の戦闘でどっと疲れてしまった。

バステトも終わったみたいだし、村人達も多少の怪我はあったものの、殆ど無事だったようだ。


「初めてにしては上々じゃ、主…すまぬ、こんなことに付き合わせてしまったな」


「気にしないでくれ、飼い猫のわがままなら出来る限り聞いてやるよ」


「すまぬな、では我は、村のものと話があるから失礼するぞ」


バステトは俺を労うと、村人の方に向き直り、復興の話し合いを始めた。

ヘレナも無事だったし、まぁ良かったのか……。

俺達は村に一旦戻りつつ、何があったのか聞いた。

ここ最近、村周辺の動物が減り、食糧危機にあったのだとか。

それはここら一帯に住む獣人や亜人たちも一緒で、いつ食料を巡っての争いが起きても不思議ではなかった。

そしてとうとう争いが始まってしまったのだ。




◆◆◆




 村に戻り、復興の会議が始まった。

ヘレナは即席で建てたテントで休んでいる。

まず、この村は農業に適した土地ではなかった。

そして文化レベルが思った以上に低い事。

バステトはこれでも普通な方なのだとか。

人間の文化をさほど知らないバステトはあまりその話は得意ではないらしい。


そういえば、バステトって豊穣神とか音楽系統の神だよな?

俺はバステトにお願いしてみようかと思ったが、あまり力が余ってないのを思い出し、自重した。

なんでも神様に頼んでいいものではない。

人間のことは人間が解決すべきだ。

知恵を貸してもらうならまだしも、力を貸してもらうなんてとんでもない。

と、いうことで、俺も何かできないか考えとくとしましょうか……。


まず、村周辺の環境。

近くに大きな街や王国はなく、付近のヤマト帝国に行くには馬車で一週間以上かかるらしい。

なのにモンスターが跋扈するこの森林で自衛能力がさほどないに等しく、今まで襲われては、村の場所を転々としていたらしい。

バステトはここだけの神ではなかったし、神がわざわざ村を頻繁に救うわけにも行かなかった。

自衛力を高める必要があるだろう。


次に村の外観。

大問題なのが防御柵がないこと。

村を守る気はあるのかと大声を張り上げて言いたいぐらいだ。

少しひらけた林に家をポツンと建てただけ。家と言っても小屋。

ちなみに村人は十数人しかいない。

捕獲したオークは五人。

オークの労力を使えば色々できそうだな……。


まず、柵の建築。

住まいはしばらくテントでいいだろう。

そして食料確保。

一応付近に川があるらしいし、なんとかなりそうだ。

住まいは食料確保に安定さが出てきたら少しずつ建てていこう。

それぐらいになればなんとか村と言えるまでには発展しているはずだ。

バステトに方針を提案してみるか……。


「と、いうわけなんだが、どうだ?」


バステトは考えもせずうんうんと頷く。

それでいいのか魔神様……。

あ、村長にも相談しなきゃ。


「バステト、村長はどなたになるんだ?」


村長なる人物が誰かわからなかったので知っていそうなバステトに尋ねてみる。


「村長? であればあの麦わらの壮年の男じゃ」


あのおっさんか。

俺は声をかけてみる。


「あの、あなたが村長ですか? 相談が──」


「おぉっ! あなた様がオークのリーダーを倒してくださった英雄殿か!」


村長の一言で村人が群がってきた。

英雄殿ー英雄殿ーという単語が聞こえてくる。

オークを壊滅させたのはバステトなんだけどなぁ……。


「皆さんに話があるのですが……」


と俺の先ほどの方針を村人達に話した。

村人達は納得して賛同もしてくれたようだが、バステトはどう提案したのだろうか。


「いやぁ、バステト様は慰めてくださっただけですよ」


まぁあんまり関与しすぎるのも良くなさそうだし、俺が活躍する場を与えてくれたのかな?

バステトに感謝しつつ、俺は次に用があったオーク達に問いかけた。


「おい、お前達、命の保証はしてやるから手を貸せ」


俺は勝者の態度でオーク達に接した。

おそらくオークのような種族は力こそ全ての印象がある。

まぁ、偏見なんだけど。

さて、反応は……。


「そ、それは誠でございますか!? あなた様のような強い御仁に刃向かったにもかかわらず、命を救ってくださるとは……なんと慈悲深いお方……」


あ、あれ?なんかもっと反抗されるのかとおもったけど……。

ま、いいか。

俺は翌日から作業することを伝え、その場を後にした。

縄を解いてやっても良かったけど、まぁ、念には念のため。


そうして俺たちの旅の一日目は幕を閉じようとしていたのだった……。