海月少女は黒にも白にも染まれるらしい。

赤間カル@ロゼリアに全てを費やすマン
@karma_samune

#2 異能力の目覚め

この小説は夢小説 (名前変換ができる小説) です。
キャラベルに登録してログインすると、登場人物の名前をお好きな名前に変更できます。

とある日、私はボスから頂いた部屋に居た。

車椅子の上で、目を瞑る。


すると、なにか風が起こった。

ここは屋内、しかも窓も閉め切っている。

では、何処から?


答えは非常に簡単な物だった。


体の芯から力がふつふつと込み上げてくる。

何だろうか、迚心地の良い物だった。


ふんわりとしていて、まるで宙に浮いているかのよう。

否、本当に浮いているのかもしれない。


私はそっと目を開けた。

若しかしたら、そう思い私は立ち上がってみた。


立てた。


否、立てた、というよりかは"浮いた"という方が正しいだろう。

ふわふわと浮かぶ、それは迚妙な感覚だった。


けれど、いい気分だった。

立てる人は、こんな風なのかな、そう思ったがやめた。

今は立ったのではなく浮いている状態だからだ。


嗚呼、なるほど。

歩けない代わり、何らかの能力でこうなったと。


若しかしたら、これが私の"異能力"なのだろうか。

だとしたら、迚便利である。


他には、他にはと興味が湧き、色々試した結果。

殆どが戦闘で使えそうなものばかりだった。


私は気持ちが抑えきれなくなり、部屋を出た。





建物の横から人影が、……が、遅かった。


「あいたっ、もう気を付けて……って、あれ?君は確か、車椅子じゃ……?」


ぶつかった人は、あろう事か、太宰さんだった。

太宰さんは、あの日以来私の上司、私は部下の関係となった。

仕事以外は至って優しい上司である。


「そう、そうです!あの、私異能力が使えるようになったんです!」

「へぇ、これはこれは……めでたいねぇ、そうだ。試しに私が実験体になろうか?」

「へ?いや!そんな事……」

「なーに、心配いらないよ。私にはこの、"能力を無効化する"という異能力があるからね!

異能力は効かないよ」

「そうでしょうけど……」

「物は試しだ。さぁ、場所を変えよう」



〈とある廃墟にて〉


「さぁ、どこからでもどうぞ」


太宰さんはにこやかにそう言う。

私は目を瞑って、呼吸を整える。


「いざ」


しゅん、と風を切る音が聞こえる。

音の主は私。

俊足を生かし、太宰さんの背後へ回る。


髪の一部が半透明な触手へと変わる。


そして、風を切り、太宰さんの首元へ。


「おっと、危ない危ない」


太宰さんはとん、と後ろへ飛び退く。

すると、高笑いをした。


「あっははは!君は凄いものを持っているねぇ、へぇこれが異能力ねえ」

「……」

「少し、君にも銃に慣れてもらおうかな」

「銃?」

「そう、さ。十分だろう、こっちへおいで」


私は手招きされ、太宰さんへ近づく。

太宰さんはどこから取り出したのか、アタッシュケースを持っていた。


「これ、君にあげる。あ、あとこれとか。君に向いているんじゃないかな?」


アタッシュケースを、小さいものと中くらいのものを二つ取り出した。

その中から、拳銃と、機関銃が入っていた。

私は不思議そうに見つめる。


「ははっ、まだ見慣れないのも当然さ。まだ君は戦場へ行っていないからね。

いつか連れて行ってあげるよ、その時に、君の異能力が活躍するといいね」

「……はい、!」


私は何かを貰えたという事が迚嬉しくて仕方が無かった。

部屋を貰えた時だって同じだった。迚嬉しくて、仕方が無い。


――そういえば、ボス。私がボスの部屋へ行ったとき、物凄い歓迎を受けたけれど、何でだろう……?

著作者の他の作品

自分の中で好きなオリジナル小説です。アクションものです。身長さとかマジで...

詩集です。なんか詩を書いてる人いるっぽいんで。僕はあれです。コピペです←ま...