夢見る気持ち

壊滅的なひと
@kaimetuchan

3章

私は、産まれたころから、この町ではずっと忌み子だった。

親がろくでもない奴だったから。

犯罪者だったから。

私は見事に親に似て、動物への虐待癖がつき、頭のおかしい奴になった。

すべてを親のせいにするのはおかしいかもしれないが、こうなったのは、ほぼ親のせいだ。

今はもうやめたけど、親が私に暴力をふるったから、私は暴力というものを覚えてしまった。

暴力なんてそんなクソみたいなこと覚えたくなかったよ。

もともと親がろくでもない奴だったから、私は好奇の目で見られてたけど、私はある日、さらに好奇な目で見られるきっかけを作ってしまった。

親に教わった暴力という行為で。

私は衝動を抑えられず、小学校で飼育していた動物をすべて殺した。

一度でいいから動物を解剖してみたかったのだ。

暴力をふるってみたかったのだ。

苦しむ姿を見たかったのだ。

私がしていたことは1年生の子が見ていた。

私は凄惨なことをしただけでなく、幼い子にトラウマを植え付けてしまった。

学校は、このことが教育委員会にバレないように隠蔽したが、見ていた子が、泣きじゃくって親に話してしまったらしく、その話は町じゅうに広まった。

私と親は皆からずっと町の人に避けられた。

おっと、お母さんが呼んでいるや。なんだろうか。