LIVEスターと!

自己紹介スターと

 「じゃ、サイト用のプロフィール教えて。黄から。」

「え、例えば何を…?」

「なんでも。身長・誕生日・血液型・好きなもの…。あとは…。」

紫は言いにくそうに、言葉を濁す。

「…ユカリ?」

緑が不思議そうに紫を見る。

「…どこまで踏み込んでいいか分かんないけど。。。なぜ、ここにいるのか…とか。」

紫の言葉が徐々に小さくなる。…確かに、聞きづらい。

 ここにいるのは、みんな孤児。なぜここにいるのか、なんて簡単に聞いたらいけないかもしれないけど。それでも気になる人はたくさんいるだろう。


 「2月29日生まれ。A型。好きなことは歌うこと。ここにいるのは、親に余裕がなくなったから。所内に妹がいます!」

黄が、少し暗くなりつつある空気を入れ替えるみたいに元気に言った。

「…ありがと。」

紫が手帳にサラサラと書き留める。

「ん、黄、身長言ってないが…。」

蒼依が気付いて言う。すると黄がサァァーっと顔を真っ青にさせた。

 緑はニヤニヤと黄を見る。二人は同じクラスだから、身体測定なども一緒なのか。

「黄、今日もカッコイイブーツだね!」

緑がニコッと地雷を踏んだ。黄の足元を見ると、ヒールの高いブーツを履いていた。

「うるさいしっ。166cmを気にしてるわけじゃないからっ!」

「166cmっと…。」

「ああああああああ!170にしておいて!四捨五入して!」


 「さ、次は緑だね。」

「170cm。7月7日生まれ。B型。好きなものは…植物かな。花とか好き。ここにいるのは…家にいる意味がなくなったから…っていうのかな。」

緑は言葉を探しながらゆっくり話した。蒼依はふと、疑問に思っていたことを聞いた。

「豊河家って、大手の医療グループだよな?ここの近所に総合病院がある…。」

「うん。そだよ?そこの院長、僕の親だったから。」

「…そうか。」


 「じゃ、蒼依。」

「180cm。9月18日生まれ。O型。好きなこと…ネットいじったりするのが好きかな。ここにいる理由…親と喧嘩したら捨てられた、ははは。」

笑い事じゃない気がする…。

「ってゆーか、蒼依、背ぇ高いねぇ。…縮め!」

黄がペチペチと蒼依の頭を叩く。たしかに、黄に少し分けてあげるべきじゃないかなぁ?


 「うん、ありがと。…次だけど、歌とダンス、見せてほしい。これ、レッスン室の鍵。先行ってて。」

紫が蒼依に鍵を手渡す。

「咲楽は?」

「ビデオカメラとレコーダー取ってくる。プロデューサーに見せなきゃいけないから。」

「ん、おっけー。」

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