臆病な私。

紫陽花
@06_sharu

6月13日(完結)

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「結局、バカップルの喧嘩だったか」


元気になった名無しさんを見ながらフランクリンが話し出す。


フェイタン「いい迷惑だたね」


パク「まぁいいじゃない、名無しさんが元気になって、シャルがいつも通りになったんだから…」



「パクーー!!!でーきたよー!」



はいはい、と微笑み

パクノダは遠くで呼ぶ名無しさんの元へ行く。





ウボォー「おっ、いい匂いがするじゃねぇか!」



そこへ、外からウボォーギンとシャルナークが帰ってきた。



ノブナガ「ったくよーお〜じさまのお出ましだぜー」



けっ

とシャルナークをからかうノブナガに、

クスッと笑って



シャル「やっと認めてくれたの?」

ありがと!

とノブナガの肩を叩いてやった。



気だるそうにするノブナガの横を抜けて

まっすぐ名無しさんへと向かう。



シャル「名無しさん、ただーいま!」



「あ、おかえり!今調度出来たんだよー…はいっ!」




白い皿の上には

何種類ものクッキーが並べられていて

名無しさんは得意げに、へへんと笑った。



シャル「えぇっ!クッキーだぁー!やったぁ♡」



焼き立てのクッキーの中から

チョコチップの入ったクッキーを選んで口に運ぶ。



シャル「あー…うまーっ…」



幸せそうに顔を綻ばせて味わうシャルナークを見てパクノダは

微笑ましい思いでいっぱいになった。



ウボォー「俺にもくれっ!」



シャルナークを押し退けて

我先にと

ノブナガとクッキーを掴み取る。



シャル「んー!!ちょっと!俺のクッキー!」



ノブナガ「なんでおめぇだけのクッキーなんだよっ!ざけんなっ!」



3人が団子になって

取っ組み合う。



パクノダの横にマチが歩み寄り



マチ「よかったね、名無しさん」



とクッキーを見て

どれにしようかな〜と選ぶマチに

名無しさんは御礼を言った。



「色々迷惑かけてごめんね、いっぱい焼いたから食べて食べて!」



名無しさんはメンバーにクッキーを勧める。






クッキーの香ばしい香りと、

メンバーの会話が響く広間に



数日ぶりにクロロが帰ってきた。




「あ!団長ーっ!」




いち早く気付いた名無しさんは

手招きをしてクロロを呼ぶ。




団長「なんだ、クッキー焼いてたのか?」




クッキーが並ぶ皿を驚くように見るクロロにパクノダは声を掛ける。



パク「団長、良かったじゃない。また名無しさんの手作りが食べられて。」



クロロ「あぁ…そうだな」



とクッキーに手を伸ばし、

一口で口に含む。



味を噛み締めて、

クッキーを喉に通すと

名無しさんに微笑みながら

頭を撫でてやった。




団長「美味しくできたな、名無しさん」



ポンポンと髪に触れる。



「うん!」



名無しさんが嬉しそうにする返事を掻き消すように

シャルナークが離れた所から叫ぶ。



シャル「ちょっとー!!!

団長、名無しさんに近寄んな!」




すぐさま名無しさんの元へ戻りたいがノブナガとウボォーギンに服を掴まれ身動きが取れない。




団長「何がだ?」




名無しさんの頭に手を置いたまま振り返ってシャルナークに問うクロロに後ろからフランクリンが答える。




フランクリン「名無しさんはシャルの、これだとよ」



団長「…ほう」



フランクリンの立てる小指を見て

から名無しさんを見下ろす。



その視線を見ていたフェイタンは

「無理ね、団長が欲しいと思たものは手に入るまで諦めない」

とクスクス笑った。




シャル「名無しさんも離れろよっ!」


焦って叫ぶシャルナーク。



そんな彼をよそに

クロロは名無しさんの肩をグイッと抱き寄せた。



「わっ!」


名無しさんはバランスを崩してクロロに凭れかかった。



団長「シャル、何か忘れてないか?


…俺達は盗賊だ。」



シャル「げっ!」




ウボォーギンとノブナガをすり抜けて

慌てて名無しさんの元へ駆け寄りクロロから名無しさんを引き剥がすと


団長から触れられないように

名無しさんを抱き締めた。


「んぅ!」



一瞬苦しげにするも、

すぐに嬉しそうな顔をする名無しさん。



シャル「いくら団長でも名無しさんだけは絶対にダメ!」



必死なシャルナークと、

きょとんとする名無しさん以外

その場に居た全員が笑った。





シャルナークの元で名無しさんを安定させるのは


まだまだ時間がかかりそうであった。





END




***

2017.6.13


シャルナークの一周忌です。

私たちの胸にいるシャルナークをずっと大事にしたいですね。


ヒソカの事は一生許しません!