あんスタ小話

美栞@目指せ6V
@_mikan_orange_

#1

この小説は夢小説 (名前変換ができる小説) です。
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春、いよいよ夢ノ咲学院でのプロデューサーとしての生活が始まる


「あなたがるりちゃん?私は2年のプロデュース科なんだ。あんずって呼んでね!」

「あんず先輩…よ、よろしくお願いします」

「よろしくね〜」


明るく、ハキハキとした先輩と一緒にやるのは、少しプレッシャーだけれど、優しそうな先輩で本当によかった…

女子が二人しかいない中、仲良くやっていけそうで一安心した



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今日は、Knightsとの初顔合わせの日だ

書類面と、あんず先輩からの言伝で大体の雰囲気はつかめているから…なんというか、ものすごく不安なのだけれど…


それに、この…


「すおう、司…1年生…」


司くんの苗字…確か朱桜だった、ような…

とにかく、顔を合わせれば分かることだし、時間も迫ってるから行かなきゃ…

時計を見ると、約束の時間の30分前に迫っていた


「し、失礼します…!」

「…スゥー…ムニャ…」

「…え?」


Knightsのレッスン室に入ると、すでに一人到着していた

けど、この人…あれ、寝てる…!?

あっ…そういえば、朔間凛月先輩は、どこでも寝てしまう人だってあんず先輩が…

もしかして、この人…?


「あ、あの…朔間先輩…?起きないと、メンバーの皆さんが来てしまいますよ〜…」

「…う〜ん…うるさい…血を吸われたいの…?」

「ちちちち、ち!?」


何を言っているのこの人は!!?

あっ…そういえば、あんず先輩が、なにかと血をせがんでくる自称吸血鬼だって言っていた…かも?


「あ、あげませんから!ユニットのメンバーの皆さんが来てしまいますから、こんなところで寝ていると蹴られてしまいますよ!起きてください!」

「うるさいなぁ…俺の安眠を妨害する奴はみんな俺に血を吸われたい奴なんだから…」

「ちょ、なにをっ…」


急に手を掴まれ、朔間先輩の上に倒れ込んでしまう

こ、これはもしかしなくてもとてもまずい!!?


「は、離してください…!」

「黙って…動くと余計に痛いよ…?」


その時、レッスン室の扉が開く音がした

だ、誰!?いや、誰でもいいから助けてください…!


「ちょ、なにをしているのですか凛月先輩!?」

「あー…うるさいのがきた…」


そう言いながら朔間先輩は私の手を離してくれた


「す、すみません。助かりまし…」


そう言いながらお礼を言うため向き直ると、相手は見覚えのある顔だった


「…る、るり…?」

「つ、かさくん…」

「That’s unbelievable…1年に来たproducerとは、るりのことだったのですね…」

「う、うん…司くんの名前は見てたけど、苗字があってるか不安で今まで挨拶できなくて…ごめん、久しぶり、だね?」

「…そう、だったんですね…」

「…なぁにぃ?二人とも知り合いなの?」

「あ、はい…」

「ところで、アンタ誰…?もう一人のプロデューサーってやつ…?」

「は、はい、倉崎るりといいます…よろしくお願いします…!」


そこでようやく自己紹介をした私たちは、ユニットのメンバーが揃うまで少し話すことになった


「今日は軽くKnightsの皆さんの目標とか指針について伺うだけで、特にレッスンをしたりはしないです」

「ふ〜ん…ま、もうそろそろ2人ともくると思うから、それまで血を頂戴…?」

「凛月先輩!あなたはまたそうやって…お姉様だけでなくるりにまで迷惑をかけないでください!」

「そういえば…ス〜ちゃんたちはどういう知り合いなの?」

「えっと、イギリスに留学というか、住んでいた頃よく遊んでいたんです」

「ふ〜ん…ところで、ス〜ちゃんさっきからどうしたの?」

「!…い、いえ、なんでもありません…」

「…ま、いいけど?」


そうしていると、ユニットのメンバーが揃ったので、改めて自己紹介をし合った


「…2年の方のプロデューサーにも言ったけどさ、俺はアンタのことプロデューサーとは認めないから」

「…え…?」

「なんでよりにもよって年下の、しかも女に自分の行く末任せなきゃいけないのかって話でしょ〜?」

「ちょっと、泉ちゃん…」

「ナルくんは黙っててよね〜?とりあえず、俺の話はそれだけだから。じゃ」


そう言いながらレッスン室から出て行く瀬名先輩

…確かに、そうかもしれない…

突然、しかもプロデューサーとしての経験も全くない人間からプロデュースされる、なんてことになったら、私でも抵抗を覚えるし…


「全く…ごめんなさいねぇ?泉ちゃん、素直じゃないんだから…」

「いえ、瀬名先輩のお気持ちは十分理解できます。認めてもらえるように頑張りますので!」

「…っるり!あなたは…」

「?…司くん…?」

「あ…いえ、ここで話すべきではありませんね…あの、空いている時間はありませんか?」


今日は、Knightsとの顔合わせだけの予定で、個人的に見て回るつもりだったけど…


「この後は個人的な用事だから、空いてるけど…」

「では、ついてきてください」


そう言いながら私の手を引っ張ってレッスン室から出ようとする司くん

慌てて先輩たちに挨拶しながら、転んでしまわないようについて行った



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