初恋華恋悲しい物語

咲花

屋上に来た彼は返事はわかっているかのような顔だった。私は申し訳なく思い、断るのをやめようかと思ったが、このままの状態で付き合うのは良くないと考えた。


「この前は逃げてごめんなさい。色々考えたんですけど、やっぱりあなたとは付き合えません。」


少しの間が空いた後、彼はこう答えた。


「断られることは初めから分かってました。それでも華恋さん、あなたのことが好きです。身分が違うことも知ってます。今すぐ返事が欲しいというわけではないので考えてください。」


私はこんなにも私のことを好きでいてくれる人がいることに驚いた。信頼していた兄に裏切られてから男子はずっと避けてきていた。そんなことではダメだと彼の熱意を感じて思うようになった。


次の日、親友にこのことを話した。親友が出した答えは意外なものだった…