チョロ松は持病持ち

チョロ松は持病持ち


 僕は、一生治らない持病を患っている。まぁ、僕の病気重さだとちゃんと治療していれば死ぬ事はないけど。持病の病名は『喘息』って言うんだよ。

 喘息(ぜんそく、Asthma)は、慢性の気道炎症(好酸球性炎症が典型的であるが、好酸球以外の炎症性細胞が主体のフェノタイプも存在する)、気流制限(典型例では、通常、可逆性あり)、気道過敏性の亢進を病態の基盤に有し、発作性に、呼吸困難、喘鳴、咳などの呼吸器症状をきたす症候群である。喘息の病態に関連する因子は、アレルギー反応や細菌・ウイルス感染など多岐に亘って存在し、関与の仕方も多様である。重症の急性増悪[喘息大発作]においては、呼吸器症状が特に激しく発現し、死(喘息死)に至ることもある。(ウィキペディア参照https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E7%AE%A1%E6%94%AF%E5%96%98%E6%81%AF )

 簡単に言うと、アレルギー症状の一種やストレス・気温差などの外的要因が発症する原因で、大人喘息だとほぼ治らない。治療法はステロイド系の吸入薬や咳を抑える飲み薬とか。どっちにしろ治す系の薬じゃなくて、抑える系の薬。特効薬は、僕の調べた限りではない。

 僕がこの病気を患い始めたのは数年前。季節は丁度真冬で、今思うと喘息患者にしてみれば一番辛い季節。少しずつ僕の身体に違和感を感じていた。いままでは、タバコを吸ってるおそ松兄さんやカラ松の近くにいても平気だったのに、煙を吸うと咳き込むようになった。運動したり、ツッコミし過ぎて息が上がると咳が出た。一番辛かったのは、夜中咳が止まらなくなること。咳は案外うるさいからみんなを起こさないように、トイレに駆けこんで咳き込んでいた。痰は絡むし、息の音がヒュー、ヒューとおかしくなる。吐き気がして、夕飯に食べたものを戻してしまう。咳のせいで酸欠になって頭痛がしたり、意識が朦朧になる。1~2時間ぐらいで落ち着いてきて、布団に帰る。咳をするのは、すごく体力を使うから朝は1番最後に起きるようになった。そこはニートでよかったと思う。昼間暖かくなれば、すごく楽になる。夕方についてなって寒くなってくると、少し息苦しくなる。

 そんな日々が数日続いて、僕は病院に行った。ただの風邪だろうと思っていたが、診察をして医師から喘息という病気だと告げられた。名前は知っている病気だった。前に説明した通りの説明を受けて、アレルギーの可能性もあると血液検査を受けた。医師に薬の使い方の説明をしてもらって、また3日後に来てくださいって言われた。もらった吸入薬を使うと、少し楽になった。両親や兄弟には秘密にした。両親には次病院行った時に話そうと思うけど、兄弟には知られたくなかった。吸入薬を使ってもすぐに良くなるわけじゃないから、夜中にトイレに駆け込む事は続いた。1時間ぐらいで収まるようになったから、少し楽。3日後に改めて病院に行くと血液検査の結果が伝えられた。聞いたことないものばっかりだけど、ホコリやダニにアレルギーがあった。他にもたくさんあったけど、僕の知識ではそれぐらいしかわからなかった。これで僕は、アレルギーでも外的要因でも咳がでる事がわかった。喘息には、波があって症状の重さが全然変わるとこ。気温差が体に悪いこと。すごくひどい時は、点滴で抑える事ができることなど、改めて説明された。喘息は、治らない。これだけは念を押された。定期的に診察を受けることを約束された。薬をもらって家に帰ると、他の兄弟はいなく両親が揃っていた。これはチャンスだと思って病気の事を話した。両親は悲しんだ。絶対他の兄弟には言わないと約束してくれた。それからずっと治療と通院を続けている。ニャーちゃんのライブだといえば誰もついてこないから楽に病院に行ける。兄弟に病気の事を知られたくない理由は、心配させたくないから。できるだけ兄弟と同じことをしたいから。冬に銭湯に行くのは諦めざるおえなかったけど。両親が誤魔化してくれて、兄弟達は納得したようだ。

 あれから、数年。今も発作に苦しんでいる。喘息になった頃は、夜になって寝るのが怖かったが今は全然気にしない。慣れって怖いよね。あと、発作が起きるって予知できるようになった。気管が狭くなってるってわかるようになった。夜中にトイレに駆け込むことは少なくなったが無くなることはない。幸い、未だに兄弟にはバレてない。これから先もバレないでほしい。


僕は残りの人生ずっと喘息と戦っていく